【懐古】パワプロの名作サクセスを振り返る
はじめに
こんにちは。パワプロ大好き野郎です。
1994年の発売以来それまで覇権を握っていたファミスタを抜いて、一躍野球ゲームの代表格となったパワプロ。
そんなパワプロもスマホ版のアプリをリリースして大ヒットを記録しました。
据え置きの方ではプレイしなかった多くのユーザーがアプリによってついたと思います。
僕はパワプロアプリが出た当初、実は敬遠していました。
というのも何となく「ゲームはテレビ画面でやるもの」「携帯ゲームはゲームもどき」みたいな小さい考えがあったのです。
ただ、やってみたら面白いのなんのって。
ハマりすぎるとヤバいので距離をとりつつやっていますが。
まぁそんな感じでアプリは面白いんですが、据え置きの方も面白いよって話です。
アプリから入った人もプレイしていて、少しは過去作のことが気になっているはずです。
かといって今更PS2とかゲームキューブを引っ張り出してプレイするのも面倒臭いでしょう。
なのでこの記事はパワプロの数あるサクセスの内、面白かったものを3つ厳選して紹介します。
面白そうと思ったら買ってプレイすればよいですし、買うのがめんどくさかったら実況動画が上がっているんでそっちを見れば十分だと思います。
まぁ500円もあればこれから紹介するサクセスを含んだ3作が、中古で全部買えると思うので買ってみると良いかもしれません。
それでは紹介していきます!
名作サクセスたち
あかつき大付属高校(パワプロ9)
はい。あかつき大付属高校です。
アプリでも「あかつき大付属高校編」がありますが、これはパワプロ9で登場したもののリメイクです。
パワプロの歴史は長く、数多くのサクセスがありましたが、リメイクされたのはこの「あかつき大付属高校付属高校」と「くろがね商業高校」の二つだけです。
それぐらいパワプロのサクセスの中では名作で、魅力的なキャラクターが多い高校でした。
面白さの理由は魅力的なキャラクターに尽きます。
固有キャラクターの多さは歴代でも最高で(恐らく)それぞれキャラが立っていました。
そしていちいち名前にポジションを入れる凝りよう。今考えても、最も作りこまれていたのは、このサクセスだと思います。
アプリでは一ノ瀬をはじめとしたあかつきのキャラクターたちはみんな同級生でした。
しかしパワプロ9では一ノ瀬のみ主人公の2個上、そしてそれ以外は1個上の先輩だったんです。
アプリに慣れてくると「同級生もいいなー」っていう感じでしたが、最初はやっぱり違和感がありました。
まぁ同級生には同級生の良さ、先輩には先輩の良さがありますね。
特に好きだった先輩は六本木先輩と七井先輩ですね。
六本木先輩には男だけどもキュンとしちゃいます(いけない感情)。
七井先輩も好きでしたが、アプリで有能キャラになっててうれしいです。
七井先輩は同級生の方がいいですね。何かかわいいです。
猪狩カイザース(パワプロ10)
二つ目は猪狩カイザースです。これはパワプロ10に登場したサクセスですね。
大体パワプロはどの作品も収録されるシナリオのパターンは決まっています。
一つはパワフル高校のようなオーソドックスなシナリオ。
そして二つ目が先ほどの「あかつき大学付属高校」のような実力主義のシナリオ。入れ替え試験があったり、試合での結果が求められるシナリオです。
そして3つ目が変わり種シナリオ。他チームの妨害をしたり(仏契大学)、他球団から選手をパクッてきたり(極悪やんきーす)、サッカーをしたり(イレブン工科大学、後のパワサカ?)、そういう感じのシナリオです。
この猪狩カイザースは実力主義系のシナリオです。
このシナリオの特徴はなんといっても猪狩守、友沢亮、両ライバルのそろい踏みでしょう。友沢はこの作品が初登場です。
パワプロにはライバルというポジションのキャラクターがいます。そして登場キャラクター順に世代というものが存在するのです。
まず初期からのキャラクター(猪狩、あおい等)が第一世代。
そしてパワプロ10以降の登場キャラ(友沢、みずき等)が第二世代。
そしてパワプロ13以降の登場キャラクター(東條、猛田等)が第三世代です。
ライバルキャラというのはキャラクターの特性(ドジ、熱血)とかではなくて、ポジションの名前です。
ライバルは各世代に一人です。
第一世代が猪狩。第二世代が友沢。第三世代が東條です。
基本的にライバルキャラがいるシナリオは失敗がありません。どれも大抵面白い。
そういう意味で、この猪狩カイザースでは猪狩と友沢という二人のライバルキャラがいますから、超当たりシナリオです。実際に面白いです。
余談ですが、パワプロで最もキャラが定まらない男といえば友沢でしょう。
アプリではどちらかというと熱血キャラですが、初登場時は、クールで生意気で少しチャラいキャラでした。
先輩である主人公のファッションセンスを馬鹿にしてセンス×をつけてきたりします。
まぁユニフォームしか着ないパワプロ君だから馬鹿にされても仕方ないですが・・。
その後次回作のパワプロ11ではクール貧乏キャラに変わっています。
強がりでプライドが高くて野球がうまくて、家族思いの優しいキャラ、僕はこのときの友沢が一番好きでした。
アプリの場合はイベント数が決まっているので、キャラを深く掘り下げられないので、こういった複雑なキャラにするのは難しいと思います。
僕の中では友沢といえばパワプロ11のようなキャラです。
帝王大学(パワプロ11)
最後は帝王大学。これも実力主義系のシナリオです。
このシナリオではパワプロでは珍しくシナリオの分岐があります。
帝王大学は部内ランキングによって部員の序列が決まっている大学です。
ランキング下位の選手は部から追放されることもあります。
監督の命令は絶対で、監督に逆らうことは許されません。
派手なプレーよりも堅実なプレーをすることが求められ、選手の個性を伸ばすことよりも、型通りの選手を育成することをモットーとしています。
ある日、監督がランキング下位の落ちこぼれ選手を部から追放しようとします。それをかばう下井(通称ゲイ)という先輩。下井先輩はチームのエースです。この下井の反抗に対して監督は怒ります。
結局、部員をかばった下井先輩だけが部を去ることになりました。それを見ていた主人公たちは部に疑問を持ちます。
正しい選択肢を選ぶことで、新帝王野球部となり、明るい雰囲気の部に生まれ変わります。
もちろんそうしないで今まで通りの野球部でプレイすることも可能です。
どちらが強い選手をつくれるかというと何と後者なのです(笑)。何という罠。
このシナリオは単純に面白いです。負けたらゲームオーバーの展開もあるので熱くなれます。
最後に
パワプロの名作シナリオ3選いかがでしたか。どれも面白いものばかりです。
久しぶりにPS2を引っ張り出してプレイしようかと思っています。
アプリもいいけどやっぱり据え置きもいいです。
据え置きといえばパワプロ2018出て欲しいですね。
それではパワプロ2018を期待しつつ。