TP-Linkのwifi中継器を買う前に一旦見て欲しい!福岡大学が困っていることを知っていますか?
TP-Linkの中継器に隠された真実
きっかけはレビュー記事を書いているときでした。何の商品のレビューかというと「wifi中継器」についてです。
wifi中継器とは、通常のwifiルーターの他にwifiの中継地点を増やすことでwifiの接続状況を改善してくれる商品です。家が横に長い人や、2階建ての家に住んでいる人が良く使います。
僕の家は部屋によってwifiがつながったり、つながらなかったりしてのですが、wifi中継器を使ってから、どの部屋でもしっかり接続されるようになりました。
長年wifiがつながらないことでイライラいたので、wifi中継器を買って本当に良かったと思いました。
そこで、同じようにwifiのことで悩んでいる人にもこの商品を知って欲しかったのでレビューを書くことにしたのですが、ここで思わぬ情報が入ってきました。
ほかの方の意見を参考にしようとamazonレビュー見ていた時のことです。大半は高評価なのですがその中に一件☆1のレビューが・・・。その内容は
Dos攻撃・・・?福岡大学・・・?wifi中継器のレビューとはあまりに無関係な言葉が並んでいます。よくある荒らしレビューか・・・。名前もニャホニャホタマクローだし。
そう思ってこの意見は参考外として再び他の方のレビューを見ることにしたのですが、そこでもう1件気になるレビューが・・。
あれ・・これ本当なのか・・?。福岡大学というおよそ被りようのない単語を二人の人間が書いています。
専門用語が結構あって完全には理解できませんが、どうやら福岡大学がこの商品によって相当な迷惑を被っているようです。
自演レビューということも考えられますが、めんどくさくなったので自分で事の真相を調べることにしました。
「TP-Link 福岡大学」で調べるよう前の方がおっしゃっているので早速調べてみました。
ガチだった
どうやらTP-Link社製のwifi中継器によって福岡大学が大きな被害を受けているようです。参考になるのはこちらの記事です。
どのようなことが問題になっているかというと福岡大学のNTPサーバーへの過剰なアクセスだそうです。NTPサーバーとは正しい時刻情報を配信しているサーバーです。
windowsクライアントが週一でサーバーにリクエストを送るのに対し、問題の中継器はなんと5秒に一回のペースでリクエストしていたそうです。そして何のためにそんなことをしているかというと・・・
そんなに頻繁にアクセスして何をしているかと言うと、インターネット接続の有無をチェックして管理画面の接続ステータス表示を変えているだけ、らしい。なお1ヶ月で約700MB消費する模様。
— 電波の妖精 (@biz4g) 2017年12月19日
管理画面の接続ステータス表示を変えるのみ。それほど必要のあることだとは思えません。福岡大学の被害を考えれば全く必要のないことでしょう。
TP-linkの中継器から送られてくるリクエストはもはやDos攻撃とも例えられています。TP-Link側が意図してこのような仕様にしたのかはわかりませんが、とにかく問題を抱えているようですね。
好意的なレビューを書こうと思っていたのにまさかDos攻撃を行う製品だったとは・・。本当に性能が良いだけに残念です。
さいごに
以上、寝耳に水なTP-Linkの中継器に関する情報でした。購入を検討中の方はこのような情報を踏まえてお考え下さい。
繰り返しますがモノはホントに良いです。僕が使っていても本当にそう思います。福岡大学?関係ねぇ!!という方は間違いなく、ここの中継器を買っておけばOKです。
TP-Linkは仕様を健全なものに変更することを検討しているらしいので、早く改善して心から人に勧められる商品になってほしいです。最後に参考記事を載せときます。