【疑問】アンテナサイトがうざい!そもそもアンテナサイトの存在意義って何?
アンテナサイトの存在意義
嫌っている人も多いアンテナサイトですが、存在している理由もちゃんとあります。誰かが得をしているから存在しているのです。
アンテナサイトを軸にネットユーザーを分けると、アンテナサイト管理人、ブログ管理人、そしてユーザーの3つに分かれます。
それぞれにどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
アンテナサイト管理人のメリット
アンテナサイト管理人のメリット、それはズバリ、コンテンツを作成しなくても収入が稼げるという点にあります。システムさえ構築すればお金が稼げるのです。
アンテナサイトのコンテンツといえばそこに登録しているブログなどの記事です。自ら記事を書かなくても、自動的に登録サイトが書いてくれます。
そしてそれを見に来たユーザーがアンテナサイトを経由する。そこで貼り付けておいた広告をクリックしてもらえれば収入を得ることが出来るわけです。
よくアンテナサイトで、目当ての記事が見つからないときがありますよね。あれはいろんなサイトの記事タイトルを見て欲しいという狙いもありますが、広告を誤クリックしてほしいという狙いもあるのです。
ブログ管理人のメリット
ブログ管理人のメリットとしては、PV数を増やすことが出来るということがあります。
アンテナサイトには膨大な数のユーザーが集まっています。そこに自分の書いた記事を掲載することによって大幅なPV数アップが望めます。
通常、ブログやサイトがPV数を稼ぐためには、検索順位で上位に表示されなくてはなりません。
例えば書評ブログだったら、書評ブログというキーワードや、書評を書いた本のタイトルで上位表示されなくてはアクセスは見込めません。要は露出がないわけですから。
しかし、アンテナサイトに登録することによって露出を増やすことが出来ます。
検索では上位表示されなくても、多くの人に見てもらうことが出来ます。だからアンテナサイトに登録するのです。
ユーザーのメリット
ユーザーのメリットは、複数のサイトの更新情報が見れるということでしょうか。
そのアンテナ内によく見るサイトが複数ある場合は便利です。一目で更新情報が確認できるので。
ただ、このメリットが年々薄れているというところに問題があります。
もはや更新情報サイトとしての役割を果たしていないサイトが多いです。
目当ての記事を見つけにくいところに置いてオーバーレイ広告(画面下にいつも表示される広告)をクリックさせるようなサイトが多くあります。
ですから、ユーザーにとってアンテナサイトのメリットがなくなってしまい、たらいまわしにするだけのサイトに映ってしまうので、嫌われるのだとおもいます。
以上のことを踏まえて
ということでなぜアンテナサイトが存在しているかといえば、稼ぎたいアンテナサイト管理人がいて、ブログのPV数を上げたいブログ管理人がいるからです。
ユーザーにとっては、同ジャンルのサイトの更新情報が一覧できるというメリットがありましたが、多くのサイトでそうしたメリットが感じられなくなっています。
本当に便利で良いアンテナサイトはたくさんありますが、不便なアンテナサイトの方が多い印象です。ユーザビリティを下げても、収益を上げることを第一にしているサイトが多いですね。
アンテナサイトでたらい回しにされないために
まとめサイトで読みたい記事リンクをクリックしたら、ごちゃごちゃしたアンテナサイトに飛ばされることってよくありますよね。
目当ての記事が見つからず、イライラしてしまうということもしばしばです。
そこで、普段から僕が使っている小技はリンク名を直接検索することです。記事の名前を検索欄にコピペして検索します。そうすると、検索1ページ目で目当ての記事が出てきます。
優良なサイト相手にこれをやるのは、逆に時間の無駄になってしまいますが、見つけずらいアンテナサイトであればとても有効です。また探せども探せども見つからない、という場合も有効です。
さいごに
アンテナサイトを今の時代で利用していない人は少ないと思います。だからこそ、どういう仕組みで、誰が得をしているのかなどの情報を知っておいた方が良いです。
そうした仕組みを知ることが、これからのネット時代では不可欠だと思います。