ほんのひとにぎり

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【疑問】なぜ誰も望んでない胸糞マンガ広告がでるのか?

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はじめに

「誰がこんな広告見るんだよ」「気持ち悪すぎ」というような広告を誰もが見たことがあると思います。

ブログを見ているときでも、まとめサイトを見ているときでも、見たくない広告が表示されることはたびたびあります。

そういうものを求めている一部の人以外は誰も得をしません。もちろん広告業者にとっても、多くの人にクリックされないということは収益が生まれませんから、得がないはずです。

ではいったいなぜそんな広告を出しているのか。今回の記事ではそのテーマについて書きたいと思います。

見てもらうためにはインパクトがいる

当たり前の話ですけど、広告をみてもらうためにはインパクが必要です。

ネットユーザーはブログ等のコンテンツを目的にしているので、インパクトがなければ見向きもされません。

特に、モノクロが多いマンガというジャンルでは、そのままコマを切り取っただけでは地味になりやすいです。

ですから、注目してもらうためにはその内容で勝負する必要があります。そのためグロや卑猥なコンテンツに走ってしまうのだと思います。

やはり、マンガの醍醐味はストーリーですが、1コマを切り取っただけではなかなか注目してもらえないです。

マンガとネット広告っていうのはとことん相性が悪いのでしょうね。

小さい画像1枚でそのマンガのストーリーの魅力を伝えなきゃいけないわけですから。

広告をクリックすると、無料試し読みが出来るものが多いですが、それにも関わらずクリックする広告はわずかですよね?

そもそもお金を払って買ったマンガ雑誌でも読まないマンガがあるくらいですから、知らないマンガを1から興味を持ってもらうには多少強引な手を使う必要があるのだと思います。

PV数を上昇させる効果が期待できる

タバコのパッケージで病気のリスクについての注意書きをすると、かえってタバコが吸いたくなる、という話があります。

これは注意書きを見たときに「やめなきゃいけない」という気持ちが起こり、そのストレスをタバコで解消しようとするからです。

胸糞マンガ広告はいわば注意書きのような役割を果たしています。ふいに目に入る胸糞広告によって不安を与えます。

ユーザーは広告を見たストレスを何で発散するかといえば、ブログなりまとめサイトの記事を見ることで発散します。

このように、広告で不安を与えることでPV数を増やすことが期待できます。

直接的な広告の効果だけではなくブログパーツのような役割も果たしているのです。

おわりに

胸糞マンガ広告の二つの効果について説明しました。あまりに不評なので今後は姿を消していくと思いますが、もうしばらくは我慢しなければなりません。

もちろん商売なので、多少強引な手を使うこともあるでしょうが、さすがに行き過ぎてますよね。

マンガは好きなのでもっと正統派な感じで面白いマンガを宣伝する広告を出してほしいです。

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